コガちゃんねる~トランプ関税/数兆円ものラピダス支援について~
2025年4月24日(木)経済産業委員会(法案質疑)
「情報処理の促進に関する法律及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案」(閣法第11号)
【質問内容】
●「トランプ関税」について
・交渉の進展状況、今後の予定
・方向性 ・我が国企業への影響、国内対策の現状 など
●公正取引委員会のグーグルに対する排除命令について
・スマホソフト競争促進法「指針」の進ちょく など
●情報処理促進法改正案について
・株式会社ラピダスに対する支援のあり方 ・補正予算と当初予算の使われ方
・財政投融資特別会計投資勘定の使われ方 ・ラピダスプロジェクトに関する成功/失敗の考え方
・半導体進化やDX・GX進展による電力需要の変化 など
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●「トランプ関税」への交渉の最新情報を伺いたい。また、この関税で影響を受ける中小企業への対策は、具体的にはどのようになっているか。
●大臣は株式会社ラピダスで2027年から量産予定の「2ナノ世代の国産半導体」で何をしたいと考えるか。(※国内での最先端半導体の活用)
●人間のように動き、人の代わりもできるヒューマノイドロボットのように、私たちをワクワクさせてくれる、独創性に満ちた製品やサービスを目指す考えはないか。
●生活を豊かにする、憩いや癒やし、エンタメ、更には芸術文化も後押しする最先端の半導体であってほしい。世界で進むサービス業と製造業の融合、そうした複合、総合企業を後押しする先端半導体を描くべきでは。
●「ラピダスプロジェクト」全体は総額いくらか。国の支援はその内いくらか。(これまで/今後に分けて、それぞれ答弁を)
●国の支援について「何に使う/何に使わない」などの基準はあるか。あるとすれば、どのような考えに基づいたものか。 (例えば、現在の「研究開発」と今後の「量産」段階は、予算上、または法律上、どのように区分されるか。具体的に何をもって研究開発と量産とを区別するのか。) (現在の第1棟=「イーム・ワン」は2ナノ世代の量産で第2棟=「イーム・ツー」は次世代/1ナノ台の量産との社長発言や、将来的に第3~4棟程度までの拡張も構想されていると聞くが、国はどこまで支援する想定か。)
・これまでの支援「1兆7225億円」の上限とは、何年度の予算で(当初か補正か)、いくら(金額)、どのような経路をへてラピダス支援に投じられたのか。 ・4ヶ月前(2024.12.17)成立の令和6年度補正予算のAI・半導体関連の内容(金額を含む)、今月成立した令和7年度当初予算でのAI・半導体関連の内容は。(特に、株式会社ラピダス関連の内容・金額は) (また、ラピダス支援の金額の補正と当初予算の割合は)
・株式会社ラピダスへの公的支援は、なぜ圧倒的に補正予算によって行われてきたのか。 (財政法29条で補正予算は「予算作成後に生じた事由に基づき特に『緊要』となった経費の支出」などに限り、これを国会に提出することができると定められている)
・例えば、社長曰く「これでようやく1合目」という節目となったオランダASML社のEUV露光装置(=波長が13.5ナノなどの極端紫外線(EUV=Extreme Ultraviolet)を用いて、基板表面に精密なパターンを転写する装置)は1台数百億円とも聞くが、我が国はいくらで購入したか。支払いは分割か一括か。支払いはいつ完了したか。 (EUV露光装置は当時世界にわずか約100台、日本には1台もなかったが、野原局長がラピダス設立前の2022年5月に訪欧、ASMLに打診し、2024年末までに現場に搬入できることを確認してから、ラピダス設立(2022.08.10)また2025年4月の試作ライン完成の日程が整ったわけで、その意味では、計画は詳細・綿密に組み立てられており、それがなぜ当初予算で対応できないのか、それを理解したいと考えてのお尋ねです。 (俗に「補正回し」という言葉もあるが、そうではなく、当初予算での対応では現実的に難しい実態があるならば我が国の今後を考えて、どのような予算編成、また予算審議を行う必要があるかなど再考する必要があるのではと考えてのお尋ねです。) (実際、昨年令和6年12月12日の衆・予算委員会で、 自民・小林たかゆき議員はこう発言しています。 「半導体の技術開発というのは日進月歩なんですよ。・・・(中略)・・・マーケットの変化も非常に流動的。各国の輸出管理政策も突如として変わるんですよ。そういう諸情勢というのは、我が国の予算サイクル、周期というものを待ってくれるわけではないんです」)
●令和7年度当初予算において株式会社ラピダスへの出資として1000億円が計上されているが、現段階では今年度はラピダス関連では予算はこれで十分と考えてよいか。 (それとも、毎年提出されるであろう補正予算によって、今年度もこれまで同様、多額の補正予算が計画されているのか。金額が大きい割には、財政当局が精査する時間が少なく、国会審議の時間も少なく、財政民主主義の観点から問題ありと考えないか。)
●この法案は我が国の将来がかかった重要法案と考えるが、大臣はどのような認識/責任・覚悟であるか。
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